新生児におもちゃは必要?モンテッソーリの観点からも考えたおもちゃの選び方とおすすめ5選

知育

新生児にとっては、市販のおもちゃよりもママやパパとのコミュニケーションが最大の遊びとなります。それは、揺るぎない事実ですが、赤ちゃんの成長に合ったおもちゃを使用することで、五感に効率的に働きかけることが可能です!今回は、新生児の発達に合ったおもちゃの選び方を、実際にわが家で使用していたおもちゃやモンテッソーリの観点も交えてご紹介します。

cocoママ
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ポイントは、赤ちゃんの反射を利用しつつ、五感を刺激すること!

新生児におもちゃは必要か|おもちゃで五感を刺激しよう

先にお伝えしておきたいのは、いちばん大切なのは、おもちゃで遊ぶことよりもママと赤ちゃんのコミュニケーションだということです。ただ、新生児でも発達に合ったおもちゃを使うことは、ある一定の効果があるとされています。おもちゃ遊びは赤ちゃんの五感を刺激する上でとっても重要な役割を持っているのです。モンテッソーリ教育でも、子どもの発達に見合った教具で五感を刺激することが大切だとされています。

新生児期の五感
  • 視覚:まだ20センチくらいの距離しか焦点が合わない。最初は白黒→赤など徐々に色彩のはっきりした色を認識するようになってくる。
  • 聴覚:お腹の中にいる頃から発達している。ママの声を認識できる。
  • 触覚:最初は「にぎる」ことから。
  • 味覚:母乳の味が分かる。苦い甘いも区別がつくといわれている。
  • 嗅覚:生後すぐから母乳のにおいが分かる

こちら(たまひよ公式育児用語辞典)のサイトにも詳細が載っていましたので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

おもちゃの選び方|3つのポイント

①口に入れても安全・衛生的

赤ちゃんはなんでも口に入れます。舐めて確かめていくうちに成長していくので、舐めることを止めるよりも口に入れても安全(小さくないか、部品は取れていないか)で、かつ衛生的(洗える材質か、汚れてきたら捨ててもよいものなのか)がとても大切です。STマーク(日本の安全基準)やCEマーク(ヨーロッパ製おもちゃの安全基準)があるかどうかも一つの基準になります。

②持ちやすい

赤ちゃんの手はとても小さいです。しっかり握れる太さのものを用意しましょう。大人が思っているよりも細めのもののほうが握りやすいようです。

③音がなったり、材質が特徴的なもの

赤ちゃんの五感を刺激する上で、材質がとても重要な役割を担います。最初は、やさしい鈴の音色やオルゴールがおすすめですが、徐々にいろんな音を聴かせてあげるようにすると、赤ちゃんはいろんな反応をしてくれるようになってくるので、どれがお気に入りか分かるようになってきます。

おすすめのおもちゃ5選|わが家で実際に使用していて良かったもの

ガラガラ(ラトル)

振ると音が鳴るおもちゃです。軽くて赤ちゃんが持ちやすい形状のものがおすすめです。わが家では、こちらを使用していました。他にも何種類か使いましたが、舐めてしまうので安いものを選んで使い捨てにするか、丸洗いできて赤ちゃんに当たっても痛くない布製が使い勝手が良かったです。

最近は他にもいろんな形状、手触りのものがたくさんあるのでママやパパが気に入ったものを選んでもよいですよね。
⇒他のデザインのラトルも見てみたい方は、DADWAY(ダッドウェイ)公式にもたくさん可愛いものがあったのでおすすめです。

いろんな触り心地の布

新生児からでも、反射があるのでものをつかむことが可能です。手の甲をやさしくなでてあげると手を開いてくれるので、そのすきに握らせてあげましょう!家にある赤ちゃん用の小さなガーゼやタオル、サテン生地の布、フェルトなど、いろんな質感のものを持たせてあげていましたが、うちの息子はガーゼをにぎにぎするのがお気に入りでした。最近は、布絵本と呼ばれる赤ちゃんの興味をひきつけるような絵柄だったり、カシャカシャする音や手触りのものがたくさん出ています。1歳頃まで気に入って遊んでくれるので一つあると外出時に便利でした。

注意点

目を離さないのはもちろんですが、特に顔にかかったりすると窒息の危険もあるので、気を付けて見てあげてください!

モビール|赤ちゃんは白黒から認識する

新生児期のモビールは、白黒しか認識できない赤ちゃんに合ったものがおすすめです。一見つまらなそうですが、わが家の息子も、風に揺られてゆらゆらするのをじーっと見ていました。「モビール」で検索すると、いろんなデザインのものがあるので、ママのお気に入りをぜひ探してみてください。

モンテッソーリ教育では、「ムナリモビール」が新生児期から導入できるものとして有名ですが、こちらも白黒とガラス玉でできているとてもシンプルなものです。手作りしている方が作り方を載せてくれていて、100均でほとんど材料も入手できるのでとても安価でおすすめです。私も自作して使っていましたが、十分良い反応が見られましたよ!

楽天市場のモビール検索結果はこちら

赤ちゃんはまだ身体は上手に動かせないですが、だんだんと頭を動かせるようになってきます。全身がうつる姿見を壁にかけておくと、じっと眺めていました。いちばん手軽なのは、小さな手鏡で自分の顔を見せてあげることです。自分の存在を認識できるのはずっと先ですが、まずは鏡にうつった自分の姿を良く観察してもらうことから始めてみましょう!

小さいミラーがついたおもちゃもたくさん売っているので、こういうのを一つ買ってみるのも手ですよね。布絵本についているタイプだと長く使えそうです。

オーボール|定番だけど選び方に注意!

定番ですが、わが家でもオーボールは人気でした!赤ちゃんが掴みやすく探求しやすい形状で、はいはいし始めてからもよく遊んでいました。人気の通り、これは本当におすすめです。ただし、最近はいろんな種類がありますが、最初に手に取るものは軽くてシンプルなものにしたほうが良いです。わが家では、白黒の次に認識し始める赤を選びました。

おすすめおもちゃがセットで売っているものも見つけました

なんと、先ほどまで紹介していたおもちゃたちがまとめて入っているものを見つけました。純国産のお米でできているので、赤ちゃんが舐めても大丈夫なところが、非常にありがたい!一つ一つ選ぶのも楽しいですが、同じテイストのものをセットでまとめて揃えるのも良いですよね。実際に、赤ちゃん用品は買うものがたくさんあってなかなかおもちゃには手が回らなくなりがちなので、これ一つあればいいのは良いですよね。

まとめ

今回は新生児でも使えるおもちゃを紹介してきました。ただ、何度もいうとおり、新生児のいちばんのおもちゃはママやパパなんですよね。ママやパパがコミュニケーションをたくさん取りながら、赤ちゃんの成長に合ったおもちゃを賢く併用して、赤ちゃんの五感をたくさん刺激してあげられるとよいですよね。

この記事が、少しでも赤ちゃんと産後のママの楽しい日々のお手伝いができていたら嬉しいです。

また、赤ちゃんの視覚をもっと刺激してあげたい場合は、白黒で構成された絵本も良いです。わが家でも新生児から見せていましたが、食い付きはかなり良かったです。下の記事では、新生児向けの絵本も紹介していますので、参考にしてみてください。

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