新生児にも絵本は効果的?赤ちゃんの五感刺激におすすめの絵本7選|モンテッソーリ協会公認の白黒絵本も

知育

今回は、新生児に効果のある絵本の選び方のポイントやおすすめの読み聞かせ絵本についてまとめました。赤ちゃんはまだ身体は上手に動かせませんが、聴覚はママのお腹にいる頃から発達しているので、十分に読み聞かせは可能ですし、発達に合った絵本選びをすることで、視覚にも働きかけることができるのでおすすめです。

新生児から絵本効果はある|赤ちゃん向け絵本選びのポイント

新生児から絵本の読み聞かせで効果は得られます。赤ちゃんは生後すぐ、お腹の中からずっと聴いてたママの声を聞き分けられ、ママの声に安心します。人によっては、胎教から絵本の読み聞かせを始める方もいるほどです。そう、ポイントは、ママの声をたくさん聞かせてあげること。だから本来は絵本なしの語りかけでも良いはずです。ここでは、新生児の発達とからめて、絵本を使ったほうが最大限効果を得られやすい方法を解説しながら、絵本選びのポイントをご紹介していきます。

音の繰り返しや言い回しが心地よいものを選ぶ

本来、語りかけでも十分という話をしましたが、新生児に語り掛ける上で気を付けたほうが良いことっていうのがいくつかあるんです。それをひとつひとつ気にしながら語り掛けするのって、最初はちょっと大変ですよね。実際、 『0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児』という本には、こんな項目があります。

赤ちゃん向きの特別な言い方で話しかけましょう。短く簡単な文を使います。声の高さは、ふだんおとなにしゃべるより高めにします。ゆっくりしゃべり、単語や文の間にちょっと休みをいれます。くり返しを多くします。赤ちゃんとしっかり向き合います。語呂のいい言い回しを使います。

出典:『0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児』 サリーウォード(著), Sally Ward(著),槙 朝子(著),汐見 稔幸(著)/小学館

これ、日常で全部できたら素晴らしいんでしょうけど、日々初めての育児に追われているママやパパが意識的にやるのって意外と難しかったりしますよね。でも、赤ちゃん用に作られている絵本なら、最適な絵本を選べば意識せずともこれらの項目のいくつかをクリアできちゃうんです。「一日に一冊、決まった時間に絵本を読む」など習慣にしてしまえば、毎日取り組みもしやすいです。

私の場合、特に、どういった繰り返しや語呂の言い回し表現が子どもにとって適しているのか知る方法としても、絵本が大変参考になりました。

はっきりした色の絵本をチョイス|赤ちゃんは白黒から認識する

赤ちゃんはまず白黒を認識するようになり、それから赤など色彩のはっきりした色をぼんやりと認識し始めます。絵本を選ぶ際も、赤ちゃんが認識できる白黒を中心とした絵本を選ぶと良いといわれています。絵本を上手に選んで、たくさん目から刺激をあげられるといいですよね。

新生児期からおすすめの絵本7選|赤ちゃん向け絵本で五感刺激してあげよう

『パパ大豆の白黒赤絵本とポスターセット』パパ大豆

わが家にもありますが、赤ちゃんの目が釘付けになりぐずりも落ち着くくらい集中して見ていました。おとなにとっては何これってかんじの絵柄も多いですが、おとなから見た面白いものと子ども目線で興味をひきつけるものって違うんですよね。これは赤ちゃんの発達をしっかり考えてくれている本だと思います。

ポスターも付属されていてこれがまた使い勝手がとっても良いんです!絵本を実際に使用した時の様子はこちらの記事にまとめていますので、よかったらあわせてご覧いただければもっと良く分かると思います。

『White on Black』Tana Hoban

洋書ですが、言葉がない絵だけの絵本なので、抵抗感はないと思います。完全に白黒だけでできていて、赤ちゃんの視覚に働きかける絵本です。白黒だけど何が描かれているかはすぐ分かるので、絵を見ながら「これは○○だね~」なんて、簡単な単語で語りかけてあげるといいと思います。同じ作者の絵本が何種類かあるので、ママが好きな絵柄のものを選んでも楽しいと思いますし、今後、もし英語育児をされる場合も単語のインプットを楽しくできるのでおすすめです。

『赤ちゃんモンテッソーリ』キアラ・ピローディ|モンテッソーリ協会公認の白黒絵本

最近話題のモンテッソーリ教育ですが、こちらはモンテッソーリ協会公認の生後0ヶ月からおすすめの本です。黒白赤のみで構成されており、赤ちゃんの視覚を刺激してくれます。わが家では以下の4冊セットで購入して良かったと思っています。というのも、それぞれの絵本ごとに視覚刺激以外にも知育要素が織り込まれていて、意外と長く活躍していたからです。試しに買ってみようという方は、1冊ずつもあるので好きなものを選んでみてもいいかもしれません。

どんな内容か気になる方は、絵本ナビで無料で試し読みが可能なので、チェックしてみてください。

絵本ナビで試し読みはこちらから⇒1000万人の絵本ためしよみサイト|絵本ナビ

Sassyのあかちゃんえほん

色彩がはっきりしているのが特徴なシリーズですが、中でもおすすめは顔が描かれている絵本です。赤ちゃんは顔を認識しやすいので、新生児から導入する絵本としては、顔が中心に描かれているものをセレクトするのがベストです。わが家でも何冊か持っていますが、やはり顔がある絵本への反応は他の絵本と比較しても早かったです。

あかあかくろくろ

こちらもわが家で愛用していて、2歳になった今でもよく引っ張り出してきます。色彩がはっきりしていてわかりやすいのと、指をひっかける穴があったりして楽しいようです。文章も繰り返しが多く単調で、赤ちゃんにとって聞きやすいです。

じゃあじゃあびりびり

赤ちゃん用の絵本としては大変有名なので知っている方も多い1冊だと思います。こちらもいろんなものの音の繰り返しが特徴で、リズムが良いので早くから集中して聞くようになりました。絵も分かりやすいので、少し大きくなってからは単語のインプットしても使用していました。

ごぶごぶごぼごぼ

擬態語が多く使われており、赤ちゃんにとって聞くのが楽しい1冊です。いろんな色で丸が描かれていて、穴も各ページにあるので、指を入れて遊んだりもできます。最初は音のリズムを楽しむだけですが、徐々に絵本を自分で触れるようになってからも、長く使ってくれる絵本です。

親子で楽しめる音遊び絵本|わらべうた絵本を活用してコミュニケーションを取ろう

白黒絵本は赤ちゃんにとっては良いですが、読んでいるママやパパはモチベーションが下がってしまうときもあると思います。そんな時におすすめなのは、わらべうたでの手遊びだったり良く知っている童謡を歌ってあげることです。親子のコミュニケーションにうってつけですし、きっとママやパパも小さい頃に聴いたことのある歌が多いと思うので、簡単に取り組みやすいです。今では、Youtubeなどでも簡単に手遊びの動画が見れますし、おすすめのわらべうたを集めている本も1冊あると便利です。わが家には『くもんのうた200えほん』がありますが、現在2歳の息子は今でも大好きでよく一緒に歌っています。くり返し表現も多いし単調な音色、リズムが多いので、言葉のインプットにも最適です。CDも付いているので、ママやパパが知らない童謡があってもかけ流しているといつの間にか覚えています。

まとめ|新生児期からの絵本導入は効果的!目に見える反応だけが全てじゃないので焦らずゆっくり五感刺激

今回は、新生児に効果のある絵本の選び方のポイントやおすすめ絵本についてまとめました。赤ちゃんはまだまだ最初のうちは分かりやすい反応をしてくれるわけではないので絵本は諦めてしまいがちですが、聴覚と視覚に心地よい発達に合ったものを選べば、徐々にじっと見始めたりと小さな反応が出てきたりします。新生児の頃から継続していくことで、ママやパパの目には見えなくとも脳はたくさんの刺激を受けているはずです。焦らずに各ご家庭のペースで、ぜひ少しずつ取り入れてみてください。

新生児期のおもちゃについて⇒こちらの記事をチェック!

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