
こんにちは。COCOママです。
今回は、子どもがトイレに座ってくれない具体的な理由と、対処法についてご紹介します。

トイトレ開始したんだけど、トイレになかなか座ってくれなくて困ってるのよね~
そんな声をよく耳にします。最初から座ってくれない場合と、急に座ってくれなくなった場合と、お子さんによって様々だと思いますが、どちらも子ども目線で考えると理由が分かることが多いです。単純に嫌々期だからしょうがないと諦めてしまうのは大変もったいないことです。ぜひ記事を読みながら一緒に子ども目線で考えてみましょう。
トイレがこわい場合の対処法

最初から座ってくれない場合に多いパターンです。
トイレを怖がる理由と対応方法について以下にまとめてみました。
原因①:狭くて慣れない空間だから
いきなり、普段過ごしている部屋とは違って狭く壁に囲まれていて、殺風景で見慣れないところに入れられたら、誰でもこわいですよね。しかもそんな空間でいきなりズボンもオムツも脱がされた状態で座らされるなんて、嫌がらないほうがおかしいかもしれません。
こんな理由で嫌がっていそうな場合は、まずトイレが「安全な場所」であると理解できるまで待ちましょう。
- トイレが安全で楽しい場所になるような意識付けをしよう
⇒具体例:トイレに好きなキャラクターグッズを置く。トイトレ絵本の読み聞かせ。親のトイレについてきてもらう
原因②: 便座が高くて足が届かないから
家庭用のトイレは、もちろん大人にあわせて設定されているので、子どもにとっては自分で登れない高い場所です。”自分で登れない、足すら届かない場所にいきなり座らされた(しかも大きい穴がある不安定な場所)気分”、皆さんならいかがでしょうか。トイレに座ってもらう前に、出来る限り子どもが不安にならないような環境整備に注力してみてください。
- トイトレ環境の整備をしよう
⇒具体例:補助便座、踏み台(昇降ステップ)の使用を検討してみてください。
”トイレのイメージ改善”や“トイトレ環境の整備”に関しては、以下の記事で詳しく取り上げているので、こちらも参考にしてみてくださいね。
まだまだ遊びたい!遊びを中断したくない場合の対処法

特に自我が芽生えてきた2歳前後のお子さんに多いですよね。途中で遊びを中断するのがいやな場合の対策について、まとめました。わが家の息子も、現在2歳位7ヶ月ですが、まだまだこういう時あります。これも成長過程の一つと思って、うまく計算しながら気長に付き合っていく覚悟が必要です。
- 切り替えのタイミングで誘う
- 習慣化する
- 遊び要素を入れる
- テンションの上がる声掛け
これから各項目を詳しく解説していきます。
切り替えのタイミングで誘う
子どもは遊びを中断されるのが嫌なので、遊びを始める前と後、現在やっている遊びから次の遊び切り替える時等に誘ってみましょう。ここで重要になってくるのが誘い方です。子どもが興味を持ってくれるような誘い方をしてみましょう。親自身も楽しそうにすることがポインです。記事の最後にも具体的な誘い文句を少し載せておきましたので、ぜひ試してみてくださいね。
習慣化する
わが家では、”食後”と”寝起き”は、毎日いかなる時もトイレの時間にしていました。出なくてもいいので、「とにかく座る」ことを習慣化させることが大事です。このタイミングが習慣化にぴったりなのは、1つ目にあげた切り替えのタイミングであるのと同時に、高確率で出やすい時間帯でもあるからです。偶然でもなんでも、一緒に”成功体験を積む”には絶好のチャンスです。
子どもは毎日同じが大切な時期です。これを上手く利用するために、少しずつ毎日同じ時間にトイレに行くことを増やしていきましょう。
遊び要素を入れる
2歳前後の子どもは、まだまだ興味を持ったり自分でやりたいと思ったことしかしません。トイトレをするのは、あくまで”子ども”です。子どもが楽しいと思えるような工夫をしてみましょう。
参考までに、わが家でおこなった取り組みを載せておきます。
- 好きなキャラクターを使って、一連の流れをごっこ遊び
- トイトレ絵本を読む
- ごほうびシールを用意する
- 好きなキャラクターなどで、トイレの飾り付けをする(ポスターを貼るなど)
テンションの上がる声掛け
これも経験談ですが、いろんなパターンの声掛け集なるものを用意しておくとかなり役立ちます。

わが家ではこんな声掛けしていました!
- 好きなキャラクターを使う
「○○がトイレしていんだって~!一緒に来てくれる?」
「○○がかっこよくトイレしてるところ見たいんだって~!」 - 質問形式にする
「ごはんの後することなーんだ?」 - トイレまでの道のりを楽しくする
「トイレかけっこ、いちについて~!よーい、どん!」
「トイレ行き列車、間もなく出発します!お乗りくださーい!」
今回挙げたのはほんの一部です。声掛けの仕方によってトイトレの進捗がだいぶ変わると実感してからは、たくさんの声掛けフレーズを駆使して取り組んでいました。
ちなみに、この中でも一番息子に効果があったのは、トイレまでの道のりを楽しくすることでした。他にもお子さんの好みによって色んなバージョンの声掛けができるので、各ご家庭で、お子さんに合った声掛けもぜひ考えてみてください。
ただ、声掛けって難しいのが、「声掛けし過ぎてもダメ」なことなんですよね。その辺については、これから触れていきますね。
声掛けし過ぎの場合
ここで一つ質問ですが、皆さんのトイレの声掛け基準って、何でしょうか。
もし特に基準を設けずに進めているのでしたら、一旦トイトレをやめてください。子どもがトイレに行きたくない原因を親が作ってしまっている可能性があります。
行きたくもないのに何回もトイレの話題を出されたりトイレに連れていかれることを繰り返していたら、トイレ拒否されても仕方ありません。大人だって、したくもないことを相手の都合で無理やりさせられたり何度も同じ話をされたらウンザリしますよね。まだ言葉が拙くても、子どもも色々と考えていることを忘れないでください。
では、いつ声掛けをしたらよいかですが、適切とされるタイミングは以下の2つです。
- トイレの間隔を過ぎた時
普段のトイレ間隔を過ぎた場合、さりげなく声掛けをしてみる - 切り替えのタイミング
子どもが一つの作業(遊びやごはん、風呂など)を終えて、次の作業に切り替わるタイミング
たったこれだけなんです。皆さん、必要以上に声掛けしていませんか?もし、今まで声掛けし過ぎていたなーと思った方は、今日からでいいので、上記以外は声掛けしたい気持ちをぐっとおさえてみてください。
補足ですが、“トイレの間隔”が分からない場合は、子どもがトイレに行った(オムツにした)大体の時間をぜひメモしてみてください。大体どれくらいの間隔か分かるようになります。メモの具体的な取り方が知りたい場合は、以下の記事の最後のほうで触れていますので、覗いてみてくださいね。
まとめ:子どもが中心のトイトレをしよう
トイトレで大切なことは、何度もいいますが「子どもが楽しい!やってみたい!」と思えることです。その為には、子どもの不安要素を取り除き、楽しい要素は付与してあげることが一番だと、記事を読んでいて感じていただけたことと思います。
そして、子どもだけじゃなく親も一緒にトイレの過程を楽しんであげてください。親がストレスを感じていたら子どもにも伝わってしまうので、そんな時は一休みしたっていいんです。トイレって排泄するだけではなくて、実は色んな身体的発達も絡んでいます。まだまだ幼いわが子。日々、他にもいろんな成長をしているのですから中断している間もトイトレ完了に向けて見えない部分で成長しているはずですよ。どうぞ思いつめずに、各家庭の子どもとママパパのペースでのんびり進んでいきましょう。もし、うまくトイトレが進まない場合は、以下の記事でもトイトレを始める時期についてチェックできますので、参考にしてみてください。
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